愛知県のO様の家族の一員となった元まめ君(現在ヤマト君)♪

平成28年10月18日に里子に旅立ったやんちゃなまめ君でした。
とても可愛がられ、甘やかされてるのが画像でビシバシと伝わってきます。

当犬舎では、鑑札登録の大事さを切々と皆様にお伝えしております。
鑑札登録は、法令で定められてるからやらなきゃいけないというプレッシャーがあると思いますが、法令で定められてる上で、もっと大切な部分も沢山ございます。
数え上げたらきりがございませんが一例を書いてみます。

●ちょっと目を離した隙に散歩中に逃亡していなくなってしまった

こういう経験をされたことがある方は非常に多いかも知れません。
そういうとき、鑑札登録をしてないとどういうことになるかを例で書いてみます。

自治体で対応は様々ですが、首輪に鑑札をつけてるかつけてないかで非常に警察や保健所の対応が雲泥の差がございます。
皆様もご存知の通り、鑑札は「私が飼い主であり、法令で定められた接種をきちんと打っております」という証明です。
逃亡して、保健所に保護されたら通常1週間で殺処分をされてしまいます。
しかし、首輪に鑑札をつけていれば、そして防水の金属製プレートなどで電話番号など印字してあれば、事故にあったりしない限り、ほぼ70%近くの確率で戻ってくる可能性が高いです。
その代わり、逃亡してすぐに警察や保健所など出来る限りの行方不明になったことを知らせましょう。
これをしないと、捨て犬扱いにされてしまいます。
きちんと飼い主様が、飼い犬が逃亡して行方不明になってしまって探してることを警察や、保健所、自治体などに早急に連絡をすることをお勧めします。
特に金属プレートなどで電話番号など記載し、保護してお電話下さった方には薄謝ですがお礼致しますなど、記載すると更に保護率が急激にUP致します。

皆様もご存知の通り、どうしても犬や猫は器物扱いでございます。
個人の器物であり、個人の所有権を主張し、破損(ケガなど意図的にされたら賠償責任を主張するためにも)などの場合、法令的に大事な部分が「鑑札登録」をしてたかどうかが重要になってきます。
いかなる理由があっても、突然道を歩いて散歩してたら、向こうから大型犬がきて自分の犬(小型犬)が噛まれた、などの事故が多いと思いますが、99%こちらが悪くなくても、「鑑札登録」をしてないだけで、法的責任を主張できずに泣き寝入りがほぼ99%です。
これが人に噛みついてきたというのは、話は別です。

最近ではTVで有名な獣医や、地元で大きな獣医院など大きな信頼できるあらゆる設備が整った病院などは、鑑札登録を行ってない、明らかにしようとしない犬や猫の診察を拒否する病院が増えてきております。
無責任な飼い主を減らすため、その分、きちんと愛情を持って、なおかつ飼育責任を明確に登録していらっしゃる飼い主様が飼育されてるペットの命を優先に助けるというのが言い分らしいです。

色々な考え方がありますので、一概に言えません。
しかし、20年、30年前の日本でそこらへんにウロウロしてる野良犬や野良猫を気が向いたから家でちょっと飼おうという飼育の仕方はこの現代の日本では終わっております。(あくまで当方の持論ですが)

きちんとワクチンを接種し、飼い主が誰であるのかを登録し、愛情一杯に最後まで面倒を見る。
これが他人に迷惑をかけずに、トラブルを最小限にした飼い主が出来る大事なことでございます。
(犬や猫の)一生に一度のことです。
飼い主様が引っ越さない限り、たった一度、数千円を支払い、安心したペットとの幸せな生活を送れます。

これからもこの記事を拝見頂けてるすべての方へのお願いを含めまして、ヤマト君のご健康、そしてO様と犬と一緒に過ごす日々が穏やかで幸福な毎日が過ごせますように願っております。
ご負担にならない程度で構いません。
また、わんぱくなヤマト君の日々成長した元気な姿をお待ちしております。