平成30年1月に(元:パール)ぱるちゃんは里子に決まりました。
東京のS様、パールを気に入って頂けて、そしてその後も大変可愛がって下さってありがとうございます。
沢山のご寄付の品々、早速抱っこ広場の保護犬、保護猫、更にはボランティアさんたちが保護してる子たちにも、お渡しし有効に利用して下さっております。大変助かりました、ありがとうございます。
パールは、S様の家族の生活リズムに慣れて来ましたでしょうか?
里子に行って、早速の避妊手術ありがとうございます。
現在は、大変日本全国で一般家庭、及びブリーダー、業者などで大量飼育の崩壊がニュースになっており、避妊や去勢をしないことによる、増え続ける小さな命をなんとか減らすために、一般飼育者、一般の愛犬家様たちの飼育意識の変換に自治体も活動家も力を注いでおります。
十数年前までは、避妊や去勢をすることが「痛くてかわいそう、手術をして何かデメリットがあるかも知れない」など、飼い主様の飼育意識や知識の違いにより、増やすつもりはなくても避妊や去勢にあまり興味を持って下さりませんでした。
ところが、近年動物愛護の観念から、そしてこの多頭飼い崩壊が日本全国で悲惨な状況になっており、もう、避妊が痛そうでかわいそうというレベルの意識では到底追い付かないくらいの裏方では大変な事態になっております。
少しでも動物や医療、保護活動などでボランティア、又は勤務などされたことがある方は、裏方の悲惨な現状を目のあたりにして、生き地獄をお感じになられたことがあるかと思います。
動物やペットに対しての熱(思い入れ)は個人差が大変あることを前提として記載させていただきます。
決して裏方の現状を文章に書きだし、怖がらせたり、同情や寄付を募るつもりは毛頭ありません。
ただ、ただ、マスコミが「可愛さ」だけをメディアで出してる部分だけで、衝動飼いをしないで頂きたいと、その一人、一人の衝動買いの結果、日々ニュースにもなってる、繁殖業者の地獄育成繁殖化が減らない事態になるのです。
一般の方が、ペットショップで買うのではなく、保護犬や保護猫を引き取ることに意識が現状でも昔よりは、興味を持って下さってる方が増えました。
かなり、殺処分数もここ10年を調査してみますと激減しております。
現在は、一部の無責任な飼育者のために年々、サイトでの里子の募集記事を掲載するのも大変難しくなってます。
そして、引き取りたい里親希望者の方への資格と言ったら変ですが、保護活動者様のマイルール次第によっては、大変厳しいルールが課せられる場合もあります。
数年前に、獣医師のブログが大炎上したことがあります。
きっとご存知の方もいるかも知れませんが、犬や猫を飼うのにお金がない人は飼うな、という発言をした獣医です。
詳細はここでは割愛しますが、極端な言い方でありますが犬1頭、猫1頭飼うのに毎年の注射代や餌代、健康診断などを全くしない人もおります。
アメリカでは州によってですが、自分が飼育してる犬に予防接種をしないで飼育してると罰金及び、常習や悪質になると逮捕もありうるらしいです。
日本もそれを見習えとは申しません。
ただ、仏教的観点からして(個人の宗教は別として、日本は仏教国です)、犬畜生という古い考え方があります。
犬には魂もなければ死んでも何も残らないという考え方です。(すべての宗教がそうとは申しません)
世界は広く、同じ仏教でもまた違う考えがある宗教もあります。
里親様の人生に、里子に出て行った犬や猫たちが、どのように里親様の心に残り、日々の生活に生きがいと、楽しさ、喜びを与えてくれるパートナーになってくれるかは、里親様がその子にいかに沢山の時間や、意識を向けてくれるかにかかってます。
どんなに忙しい日でも、一日一回は抱っこしてあげてください。
目を見て、体をなでてあげてください。
それだけで愛情を感じてくれます。そして、日々の体調などもわかります。
これからも最後、この子がやすらかに目を閉じる日まで可愛がってあげてください。
宜しくお願いします。
何かありましたら、お気軽に抱っこ広場までメールください。